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Last Update 03/08/16

社会心理学特殊講義�V：消費と環境の社会心理学

担当：杉浦淳吉　　学年：2〜4年　2単位　前期集中

ゲーミングシミュレーションを用いて，消費と環境についての社会心理学的な理解を目指す。とりわけ「仮想世界ゲーム」において，受講者は消費者・企業経営者・穀物メジャーなどの役割を担いながら，飢餓，貧困，テロ，経済競争，環境汚染などを体験し，そこでの出来事をもとに集団間の葛藤や協力行動などについて分析する。他にも「廃棄物処理ゲーム」，「集団意思決定ゲーム」，「説得納得ゲーム」などのゲームを体験し，消費・環境について分析・考察する。

■更新情報・コメントなど

• 受講に関する注意事項とスケジュールを掲載。同じものを高木先生に掲示していただくようお願いしました。(2003/08/16)

• 本ページを立ち上げる(2003/07/16)

■受講に関する注意事項

• 講義中に4つのゲームの実習を行います。単位を取得するには全てのゲームについてのレポートを提出することが必要です。ただし，ゲーム実施の都合上，受講人数によっては予定を変更し，ゲーム・プレーヤーとしての参加人数を制限することがあります。

• テキスト『シミュレーション世界の社会心理学』(広瀬幸雄編著)を初日に用意しておくこと。テキストの付録がゲームキットになっており，ないとゲームに参加できません。

• 初日のゲームでは，トランプを使ったゲームを行います。トランプを持っている人は，持参してきてください。

• 問合せはメールにて応じます。また，授業に関連する情報を本ホームページで提供していますので，適宜参照してください。

■スケジュール

※受講人数等により変更の可能性あり　　　注）提出物，準備するもの

1日目　9月8日(月)：オリエンテーション／社会的ジレンマ(10:20〜17:30)

午前 ・オリエンテーション
午後 ・「�@廃棄物ゲーム」の実施と解説　トランプ
ゲームレポート1(15点)
・仮想世界ゲームの説明　テキスト付録「食料チケット」提出(注2)
(注2)1日目に仮想世界ゲームへエントリーしないと，ゲームへは参加できません

2日目　9月9日(火）：仮想世界のグループダイナミックス(10:20〜17:30)

終日 ・「�A仮想世界ゲーム」の実施　(はさみ）ゲームレポート2(20点)
・仮想世界ゲームの解説

3日目　9月10日(水)：説得的コミュニケーション(10:20〜17:30)

午前 ・仮想世界ゲームの解説とディスカッション
　　　・仮想世界における説得的コミュニケーション　ゲームレポート3(10点)
午後 ・「�Bめがね販売ゲーム」の実施と解説　ゲームレポート4(15点)

４日目　9月11(木)：合意形成(10:20〜15:50)

午前 ・「�C集団意思決定ゲーム」の実習と解説 ゲームレポート5(15点)
午後 ・市民参加による合意形成　試験(25点)

テキスト

広瀬幸雄(編著)，シミュレーション世界の社会心理学：ゲームで解く葛藤と共存，ナ
カニシヤ出版，1997年

参考文献

広瀬幸雄(著)，環境と消費の社会心理学：共益と私益のジレンマ，名古屋大学出版
会，1995年
杉浦淳吉(著)，環境配慮の社会心理学，ナカニシヤ出版，2003年

その他

評価はゲームへの参加とそのレポート，試験による。ゲーム参加にはテキストが必要です。授業までに購入しておいてください。