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共生社会行動論

2007/01/23　update
水曜1限　第一共通棟　210

授業目標・概要：

社会における葛藤と共存をシミュレートしたゲームを体験しながら，共生社会の行動的側面を理解します。

お知らせ

• いよいよ最後の授業となりました。今年度の最後であり，共生社会コースとしての最後になりますので，過去6年間(2001年度，2002年度，2003年度，2004年度，2005年度，本年度）の「共生社会行動論」を振り返っておこうと思います。(2007/01/23)

• 12月20日に実施した，仮想世界新聞の取材ゲーム（『説得納得ゲーム：インタビュー』）のシートは，仮想世界新聞を作成するために持ち帰っていただきましたが，1月17日の講義時に提出することになっていました。ほとんどの方には提出していただきましたが，忘れてしまった方，欠席された方は，次回の授業時に提出してください。12月20日の出席はこのシートでとります。（2007/01/19)

• 仮想世界新聞は，ほぼ全員から提出されました。CD等での配布も考えましたが，ネット上においてダウンロードしていただくことにしました。URLには暗号がかけられていますので，受講者の皆さんには，過去にメールでレポートを提出いただいている方には，そのアドレス宛に順次，URLをお知らせしていきます。今月中くらいは公開しておきます。（2007/01/19)

• 『アンゲーム：LOHAS』は杉浦研究室の4年生谷千歩さんが卒業研究として取り組んでいるものです。授業の最初に行った『アンゲーム』は「全年齢版」，「ティーンエイジャー版」で，市販されています。他に，「家族版」，「こども版」，「カップル版」があります。傾聴のトレーニングとしての用途がありますが，今回はインタビューの練習として，ルールを改変して実施しました。来週は，いよいよ「仮想世界新聞」作成に向けた取材ゲームとして，『説得納得ゲーム：インタビュー』を行います。（2006/12/13)

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授業計画・内容：

ゲーミング・シミュレーションにより，共生社会の行動的側面を考察します。まず，「仮想世界ゲーム」というミニ世界の中で，消費者・企業経営者・穀物メジャーなどの役割を担いながら，飢餓，貧困，テロ，経済競争，環境汚染などを体験します。ゲーム体験をもとに，ゲーム中の消費・環境に関わる出来事について分析・考察していきます。他にも，いくつかのゲーミング・シミュレーションを用いる予定です。こうしたゲーム経験を通じて，私益と共益の葛藤を乗り越え，共生社会を実現するための方略を展望します。

回数	月	日	内容	備考
1	10月	4日	オリエンテーション	仮想世界ゲームの連絡，受講票提出
2	11月	1日	ゲーム実習1：『NASAゲーム』 (テキスト第6章，ゲームコラム6)	出席54名，9グループ ゲームシート(問題，集計表) 提出：ゲームレポート1
3	11月	8日	ゲーム実習2：『廃棄物処理ゲーム』 (テキスト第9章，ゲームコラム9)	出席54名，7グループ ゲームシート(B4両面) 提出：ゲームレポート2
4	11月	15日	ゲーム実習1，2の振り返り (まとめとしての新ゲームのアイディア出し)	配付資料：産業廃棄物の解説 提出：ゲームのアイディアと課題(ゲームレポート2の裏面に記入)
5	11月	22日	ゲーム実習3「仮想世界ゲーム」の説明	「食糧チケット」の提出
6-9	11月	25日	ゲーム実習3『仮想世界ゲーム』	集中講義　9時〜17時頃(16：40終了)
10	11月	29日	仮想世界ゲームの振り返り1 (テキスト第2章)	配付資料：リスク集計表 提出：各地域カラーのポストイットカード("ICHIBA"技法による振り返り) ※授業アンケート実施
11	12月	6日	仮想世界ゲームの振り返り2	※レポート提出 提出物：仮想新聞のネタカード（A4）
12	12月	13日	ゲーム実習4　『アンゲーム：LOHAS』によるインタビュー実習	※ファシリテータ：谷千歩（共生社会コース4年生）
13	12月	20日	ゲーム実習4 『説得納得ゲーム：インタビュー』による仮想世界新聞の取材	仮想世界新聞レポート
14	1月	17日	仮想世界新聞の発表会
15	1月	24日	まとめ：ゲーミングによる協働知の生成
16	1月	31日	予備日
	2月	7日	予備日

過去のお知らせ

• 仮想世界ゲームのレポートはメールでファイルも提出することになっています。前日5日午後5時の段階で受け取っているのは次の19名の方です。北2,5,11,12, 13, 東3,11,13, 西2,5,6,10,12, 南3,5,10,11,12,14。またファイルが開けなかった方1名。（2006/12/06, 17:34)

• 仮想世界ゲームは終了しました。レポートの提出は，12月6日の授業時です。(2006/11/29)

• 第3回(11月8日)は廃棄物ゲーム。遅れてきた方もいましたが，5〜8名のグループを作ることにしたら，8名グループが5つ，7名グループが2つで，7グループとなりました。8グループ以上できるかなと予想していたのですが・・・。次週，NASAゲームとあわせ，解説も含めて振り返りを行います。本日の課題は，テキスト第9章の137〜146ページ(仮想世界ゲームの前まで)を読み，印象に残った箇所を1カ所抜き出しておくことです。ゲームコラム9も読んでおいてください。(2006/11/08)

• 速報。11月25日(土)の仮想世界ゲームですが，第一共通棟103，104，107，108の4部屋を確保しました。4室は廊下で2室ずつ向かい合っています。当日は午前9時に，教室前に集合してください。名簿を貼りだしておきますので，自分の名前を確認して指定された部屋に入ってください。(2006/11/01)

• 第2回(11月1日)はNASAゲームを実施。54名が9グループ(各5〜8名)に分かれてゲームを行いました。「チームJ」は，チーム平均は52点と9グループ中8番目の成績でしたが，チーム得点は14点とダントツの勝利でした。本日の課題は，テキスト第6章の89〜98ページ(仮想世界ゲームの前まで)を読み，印象に残った箇所を1カ所抜き出しておくことです。ゲームコラム6も読んでおいてください。(2006/11/01)

• 共生社会行動論は，変則的な日程での授業を計画していますが，本来の授業時間帯である「水曜1限」の2週目が終了した後も，続々と単に「受講したい」とのメールが届き続けています。すでに，計画している授業内容のキャパシティを超えつつあります。そこで，10月11日(水)以降に受講希望された方，および今後受講希望される方は，以下の4つの点についてメールで回答をお願い致します。4つの条件をクリアされている方の受講をお認めします。期限は10月13日とします。(2006/10/12)
  　(1)本ホームページにある受講情報を理解していること
  　(2)11月25日の集中講義(9：00〜17：00)に出席できること
  　(3)受講希望が遅れた理由および受講動機を説明すること
  　(4)11月1日の授業までに指定のテキストを用意しておくこと

• 追加で2名の方の履修届を受け付けました。これで48名で全員が11月25日参加可能ということになり，仮想世界ゲームは各地域12名で行えることになりそうです。なお，メールを出す時は，タイトル，宛名，自分の名前を明記するようにしてください。いずれも書かれていないケースもみられます。スパムメールが何十通と届く中，見落とす可能性があります。(2006/10/05)

• オリエンテーションが終了しました。履修届表は46名分提出され，11月25日に都合が悪いという方は一人もいなかったので良かったです。本日欠席して履修希望の方は杉浦まで直接連絡してください。メールで結構です。(2006/10/04)

• テキストはすでに生協に入荷されているようです。オリエンテーション時にも説明しますが，仮想世界ゲームへの参加に必要ですので，用意しておいてください。11月25日がどうしても都合の悪い方は，履修届表の裏に理由も含めて記入して提出してください。2回目は11月1日になります。開講日に注意して下さい。(2006/10/03)

• 本ページを立ち上げました。授業の一部(仮想世界ゲーム)を集中講義として11月25日に実施する予定です。(2006/09/25)

教科書・参考書等：

教科書　広瀬幸雄（編著）『シミュレーション世界の社会心理学―ゲームで解く葛藤と共存』ナカニシヤ出版　1997
参考書　授業中に適宜紹介する。

評価方法：

　「仮想世界ゲーム」をはじめ各種ゲームへの参加とそのレポートによる。

備考：

授業の一部(仮想世界ゲーム)は集中講義として実施します。ゲーム参加には教科書が必要ですので、早めに購入しておいてください。また、講義に関する情報提供を http://homepage2.nifty.com/jsugiura/ で行うので、受講生はみておいて下さい。何か質問があれば，メールもりようできます。jsugiura@auecc.aichi-edu.ac.jp