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Last Update 2014/10/21

社会調査�T/�U

文学部　社会学専攻・必修科目　2〜4年　火曜日3時限　121

授業目標・概要

　社会調査の意義，理論，および具体的方法について理解する。サンプリングや評定尺度法などの理論的理解，社会調査の実査にともなう実務的な側面の理解，調査における倫理的問題の理解をめざし，社会調査を実施・理解するための基礎を修得する。量的調査だけでなく質的調査についても扱っていく。

お知らせ

• 受講登録者は136名です。この講義の説明書を受け取っておらず，受講票を切り取って提出していない方は講義の際に提出をお願いします。第2回では第1章の範囲を全部説明しませんでした。第3回では1章の続きから入り，2章に入っていきます。(2014/4/18)

• 本ページを立ち上げました。ひとまず，講義予定の欄は昨年度の記録に基づいた情報を載せてあります。順次更新していきます。参考：社会調査2013(2014/4/2)

• 過去のお知らせへ

春学期スケジュール/講義記録

回	日程	講義予定／記録	備考
1	4月8日	イントロダクション	履修届裏面に専攻，興味・動機など
2	4月15日	「社会調査」の概要 テキスト第1章
3	4月22日	社会調査の企画 テキスト第2章	レポート課題
4	4月30日	社会調査の基本ルール テキスト第3章	水曜日ですが火曜日の講義日です。
5	5月13日	仮説と変数 演習：「きく」の練習	オープンQ, クローズドQ
6	5月20日	調査票の作成（1） テキスト第4章
7	5月27日	調査票の作成（2）(1) 演習　レポートへのコメント	レポート提出締切
8	6月3日	サンプリングの理論　調査票の作成(2) テキスト第4章　(後半)　演習	授業内課題
9	6月10日	サンプリングの実際 テキスト第5章　演習（調査企画）	授業内課題
10	6月17日	サンプリングの理論 テキスト第5章　演習 （続き）	授業内課題
11	6月24日	調査のプロセス 調査の計画作成	授業内課題
12	7月1日	調査結果の分析（1） テキスト第7章　データセットの作成・単純集計　カイ二乗検定
13	7月8日	調査結果の分析（2）	休講の予定(国際学会での発表のため)
14	7月15日	調査結果の分析（2） データ分析，平均値の比較(ｚ検定，t検定)	レポートはkeio.jpにより定期試験日までに提出
補	7月21日	データ分析に関する復習
15		まとめ

秋学期スケジュール/講義記録

回	日程	講義予定／記録	備考
1	9月30日	イントロダクション　社会調査を活用する
2	10月7日	社会調査の実際(1)　企画・設計	グリコン調査(杉浦, 2002)
3	10月14日	社会調査の実際(2)　調査票の作成	春学期のレポートを用いたグループ討論→提出
4	10月21日	社会調査による研究例(1)　アクションリサーチ	広瀬(1993) 10月14日の課題未提出分の提出
5	10月28日	社会調査による研究例(2)　ボランティアの活動効果測定	調査の実際(アンケート) 日進調査(杉浦ら, 1998)
6	11月4日	社会調査による研究例(3)　制度評価	調査の実際(フィードバック) 碧南調査(杉浦, 2000) 名古屋調査(Ohnuma, et al., 2005)ほか
7	11月11日	社会調査による研究例(4)　計画策定と合意形成
8	12月2日	参加と熟議(1)　調査における熟慮	レポート中間報告（提出） カールスルーエの事例
9	12月9日	参加と熟議(2)　市民参加の事例(国内)
10	12月16日	参加と熟議(3)　市民参加の事例(欧州)	ノイスの事例
11	12月26日	参加と熟議(4)　討論型世論調査	金曜日ですが火曜日の授業日です。
12	1月6日	社会調査の実際(3)分析	分析結果と解釈
13	1月13日	社会調査の実際(4)結果の整理	レポートの発表・校正
14	1月20日	社会調査の実際(5)結果の報告	報告書(レポート)の発表 提出
15		全体のまとめ

教科書・参考書

教科書

• 『新・社会調査へのアプローチ　論理と方法』大谷信介ほか編著　ミネルヴァ書房　2013年　ISBN978-4-623-06654-4 (2,500円＋税）　ミネルヴァ書房のサイトへ　（

参考書

• 『フィールドワーク　書を持って街へ出よう』佐藤郁哉（著）　新曜社　1992年　（増訂版2006）

• 『人間科学研究法ハンドブック』高橋ほか編著　ナカニシヤ出版　2012年
  　ISBN978-4-7795-0419-8

• 演習：調査法としての質問（第5回）出典
  『リスク・コミュニケーション・トレーニング−ゲーミングによる体験型研修のススメ』吉川肇子(編著)　ナカニシヤ出版　2012年　ISBN978-4-7795-0697-0　Pp.96-97.

社会調査関連資料

• グリコン調査(名古屋)　社会調査の記録　

評価方法

社会調査�T　試験(60％)，レポート(20％)，講義内での演習(20％)により評価する。

受講上の注意

• 予定の内容は，おおよその目安とする。

• 担当者がかかわる研究プロジェクト等を授業内で取り扱う。

• 授業での実施内容・成果は，研究プロジェクト等に還元されることがある。

• 講義情報をホームページでお知らせする。

• その他，講義時間中で受講上の留意点を説明する。

• 初回に配布する「履修に関する説明書」を良く読み，理解した上で以下の受講票を切り取り，提出すること。

過去のお知らせ

• 過去のお知らせはありません。

以下，メモ(昨年度の課題)

• レポート課題１（4月22日）　アーカイブの訪問　（以下は4月22日の授業後に確定します）
  
  4月22日の講義内容に関連し，テキストp.38-39に「東京のお薦め専門図書館」が挙げられています。ゴールデンウイーク等を利用し，各自の関心をもとに，ここに挙げられている中にある図書館のいずれか，または各自が関心をもっている図書館・博物館等（ただし，慶應義塾大学の施設以外）を実際に訪問し（複数でも可），その成果をA4用紙１枚で報告してください。その際，次の１〜３の内容を含めてください。訪問先を自分で考え，実際に出掛けてみることを通じて，各自の関心を深めることが課題の趣旨です。
  
  1　訪問先と日にち（どこにいつ？）
  2　訪問理由(なぜ，そこに出かけたか？どういう関心をもっているか？）
  3　成果(期待した成果が得られなければ，そのことを記述してください）
  
  以上について，実際に「行ってきた！」というライブ感が伝わってくるような内容に仕上げてください。写真や資料を載せたりするなど工夫してください。調べてみたい具体的な内容でもよいし（どんな資料が見つけられたか），その図書館でどのような情報が得られるのかという報告でもよい。最寄り駅から目的地までの状況(おしゃれなカフェがあった)等，周辺の情報を含めてもらって構いません。A4サイズ１枚に収めること(片面でも両面でも可)。
  
  提出　5月中の講義終了時。やむを得ず講義に出席できない場合はメールに添付して提出。（5月中に提出）
  
  言うまでもないことですが，社会人としてのマナーを守り，安全に気をつけて行ってください。
  
  以下，授業後にあった質問です。
  Q 普通のレポートのように文章でなくてよいか？　A　様式は問いません。伝えたいことをA4サイズで表現してください。
  Q 東京以外の図書館でもよいか？　A　全く構いません。旅行先などの図書館や博物館，国内外問いません。