環境行動研究室>講義案内2011>社会心理学特論(中京大学大学院・心理学研究科)
Last Update 2011/05/30
担当 杉浦淳吉(中京大学・非常勤講師/愛知教育大学・准教授)
春学期 2単位 月曜2限 10:45〜12:15
消費生活,健康,環境など現代的課題をとりあげながら,その社会心理学的側面について考察していく。生活にかかわる問題を社会心理学視点から分析できるようにすることを目指す。経験学習的な演習を取り入れ,内容を理解する。
授業計画(項目・内容) 配布物・課題 1 4月11日 オリエンテーション
カルテットの紹介シラバス配付 2 4月18日 説得の役割演技による問題整理と解決(1)
カルテット(続き)/ NASA説得納得ゲーム資料冊子(2006)配布 3 4月25日 説得の役割演技による問題整理と解決 (2)(1)
NASA (続き)
説得納得ゲームの実演資料冊子の指定された論文の購読 4 5月9日 説得の役割演技による問題整理と解決 (3)(2)
説得納得ゲーム開発の背景と理論5 5月16日 説得の役割演技による問題整理と解決(3)
説得納得ゲームの展開
意見分布の予測と判断(1)
クロスロード神戸編・市民編
6 5月23日 意見分布の予測と判断(2)
クロスロード:大学生版2006の分析7 5月30日 利害調整とリスクの分配(1)
意見分布の予測と判断(3)
クロスロードによる葛藤の記述と分析クロスロードの新問作成と分析レポート(A4で1枚) 8 6月6日 利害調整とリスクの分配 (2)(1)
ステークホルダーズの実演9 6月13日 環境政策と交渉(1)
利害調整とリスクの分配(2)
10 6月20日 環境政策と交渉 (2)(1)11 6月27日 感情の表出と共有(1)
環境政策と交渉(2)12 7月4日 感情の表出と共有 (2)13 7月11日 コミュニケーションのプロセス・デザイン(1) 14 7月18日 コミュニケーションのプロセス・デザイン(2)
教科書:以下のテキストを配布します。また,その都度資料を配付します。
問題分析ツールとしての「説得納得ゲーム」とその社会的受容(報告書)
参考書:以下の書籍をはじめ,講義内で紹介します。
吉川肇子・矢守克也・杉浦淳吉(著) 2009 『クロスロード・ネクスト』ナカニシヤ出版
講義への積極的参加(50%),授業内容に関連した小レポートと最終レポート(50%)
講義担当時間の前後に行います。また,メールでの質問を受け付けます。
jsugiura@auecc.aichi-edu.ac.jp
楽しく学べる講義にしたいと考えています。積極的参加を期待しています。